Webライターがブログを始める5つのメリットとブログ運営の進め方を解説

- Webライターにブログは必要?
- ブログになにを書けばいいかわからない…
Webライターとして活躍したい方は、個人ブログを作っておくのがおすすめです。
ブログをうまく活用すればクライアントからの評価が上がり、案件獲得につながる可能性が高まります。
僕がWebライター始めたての頃は、過去に書いていたブログをポートフォリオとして使っていました。
結果、初月から継続的に案件を受注できています。

ブログはクライアントに自分の能力をアピールできる最強のツールです。
実績のない初心者も、仕事に慣れてきた中級者もブログを運営するメリットは多いです。ぜひこの記事を参考にして、ブログを始めてみてください。

Webライターがブログを始める5つのメリット

⒈文章力が鍛えられる
自分のブログで記事を書く練習をすれば、自然と文章力が鍛えられます。
Webライティング初心者はまず、記事執筆に慣れる必要があります。
自分のブログがあれば、好きなだけ文章を書く練習が可能です。
正しいWebライティングのスキルを勉強して、ブログでアウトプットする。この作業を繰り返せば、だんだん良い文章が書けるようになります。
Webライターとして仕事を受ける前に、ある程度の文章力は身に付けておきましょう。

⒉ポートフォリオとして使える
個人ブログはポートフォリオとして活用できます。実績がなくても、ブログを運営しているだけで仕事が取れる場合もあります。
実績がないうちは、案件に応募してもなかなか仕事が取れません。
実績がないと、クライアントとしてもライティングスキルを把握できず、仕事を任せられないからです。
闇雲に営業するよりも、自分のブログに5〜10記事くらい入稿した方が案件獲得につながります。
ブログをやっていない他のWebライターとの差別化にもなって一石二鳥です。

⒊SEOの知識が身に付く
ブログ運営をすると、SEOの基本的な知識が身に付きます。
SEOとはWebサイトを検索結果で上位表示させるための施策です。
Search Engine Optimizationの略称で、検索エンジン最適化とも呼ばれています。
ブログ運営について勉強すれば、検索エンジンから評価されるSEO記事の書き方が学べます。
Webライターの仕事の中でも、SEO案件は豊富です。SEOの知識を身に付けておけば仕事の幅が広がります。
書籍1冊読むだけでも十分なので、ぜひ勉強してみてください。

⒋収益化できる可能性がある
ブログ運営がうまくいけば、副収入になる可能性があります。
ブログ内に広告を設置し、設置した広告経由で商品が売れると収益が発生します。収益化するには、以下の方法が一般的です。
- アフィリエイト
- Google AdSense
- 自社商品
ブログ運営が軌道に乗れば、Webライターの収入よりも利益が出る可能性があります。
Webライター以外の収入源を作っておけば、仕事が途切れても心に余裕ができますよね。

⒌WordPressが使えるようになる
WordPressが使えるようなるのも大きなメリットです。
現在のWebメディアのほとんどがWordPressで作られています。WordPressが使えれば、記事の入稿から装飾まで一気に引き受けられるようになります。
WordPress以外でもブログを始める手段はあります。
しかし、WordPressを使っておいた方がさまざまな案件に対応できます。

ブログ運営のデメリット

⒈運営コストがかかる
WordPressでブログを始めるには、最低限のランニングコストが発生します。
ブログを開設するためには「サーバー代」と「ドメイン代」を支払う必要があります。できるだけ費用をかけずに副業をしたい方にとっては、無視できないデメリットです。
とはいえブログ運営にかかるコストは月1,000円程度です。そこまダメージは大きくないので必要経費として割り切りましょう。

⒉収益化に時間がかかる
ブログはSEOの性質上、収益化まで長い時間がかかります。
新しく作成したブログはSEOで評価されにくいからです。ブログを立ち上げてから、少なくとも半年〜1年間は無収入になるでしょう。
あくまで本業はWebライターで、ブログはサブと考えておいた方が長続きします。
ポートフォリオとして活用するのを目的に運営していくのがおすすめです。

ブログの始め方

ここからはWordPressでブログを始める方法を解説していきます。ブログを始める方法は大きく分けて以下の2ステップです。
⒈レンタルサーバーを契約する

レンタルサーバーとは、自分のブログを開設するために必要な場所を借りれるサービスです。レンタルサーバーを契約しないと、自分のブログは開設できません。
「Web上に自分の土地を借りる」というイメージでOKです!

おすすめのサーバーは「ConoHa WING」です。初期費用が他社よりも圧倒的に安いうえに、表示スピードも早いのが特徴です。
少し前まではエックスサーバーが一般的でしたが、今契約するならConoHa WINGの方がコスパが良いです。
初心者でも簡単にブログを作成できます。

「今すぐアカウント登録」をクリックします。

「初めてご利用の方」に必要事項を入力して進みます。

- WINGパックを選択
- 契約期間を選択:12か月がおすすめ
- プラン内容を選択:ベーシックでOK

初期ドメインとサーバー名を入力します。
こだわりがなければそのままでOKです。
「WordPress簡単セットアップ」なら、初心者でも簡単にWordPressの設定ができます。
- ドメイン取得
- ドメインとサーバーの紐付け
- WordPressのインストール

- 「利用する」を選択
- 「新規インストール」を選択
- 独自ドメイン:後から変更できないのでよく考えて設定しましょう
- サイト名:後から変更できるので、仮のサイト名でOK
- ユーザー名:WordPressにログインするときに使うので、メモしておきましょう
- パスワード:こちらもログイン時に必要なので、メモしておきましょう
独自ドメインとは、「.com」や「.jp」の前に設定されている独自の文字列です。サイトのURLのことだと思ってください。
「.com」「.jp」「.net」の部分も好きに選べますが、どれを選んでも問題ありません。こだわりがなければ「.com」にしておきましょう。
ブログ全体のデザインや機能を向上させるテンプレートのようなものです。
「なんか良い感じ」のブログを簡単に作成できます。

テーマを追加購入する場合はこちらから購入できます。
通常よりも安く買えるので、欲しいテーマがある方はここで買っておいたほうがお得です。
当ブログは「JIN:R」を使ってます。テンプレートがあるので、素人でも簡単にオシャレなブログを作れます。
無料で始めたい方は「Cocoon」を選択しましょう。


すべて設定できたら「次へ」をクリックします。

表示されている項目をすべて入力します。
入力が終わったら「次へ」をクリック。

電話/SMS認証を行います。電話番号を使った本人確認のようなものです。
自分の電話番号を入力して、電話認証かSMS認証のどちらかを選択します。

クレジットカード情報を入力して「次へ」をクリック。
これでブログ解説完了です!
お疲れ様でした!

⒉必要最低限の設定をする
続いてブログ運営をするにあたって最低限の設定をしていきます。
画像のとおり進めれば難しくないので、安心してくださいね。
ConoHa WINGの管理画面にログインして「独自SSL」を有効化します。
独自SSLとは、簡単にいうとセキュリティを強化する設定です。

- 「サイト管理」を選択
- 「サイトセキュリティ」を選択
- 「無料独自SSL」を選択
- 利用設定を「ON」にする
ConoHa WINGの管理画面から自分のWordPressの管理画面にログインします。

- 「サイト管理」を選択
- 「サイト設定」を選択
- サイトのURLを選択
- 「管理画面URL」を選択
上記手順で管理画面にアクセスできます。

レンタルサーバー契約時に設定したパスワードとユーザー名を入力すればログイン完了です。ログイン画面はブックマークして、いつでもアクセスできるようにしておきましょう。

ログインするとWordPressの管理画面に移行します。
パーマリンクの設定をしていきましょう。

URLの後半部分をパーマリンクと呼びます。
パーマリンクを記事の内容に合った英単語に設定すれば、URLがすっきりして見やすくなります。後から設定するとSEO的に良くないので、最初のうちに設定しておきましょう。

- 「設定」→「パーマリンク」の順に選択
- 「投稿名」を選択して「変更を保存」
これでパーマリンクの設定は完了です。

記事作成画面でパーマリンクを変更できるようになりました。
パーマリンクはローマ字か英語で設定しましょう。日本語のままだとURLの表記が長く、見た目が悪くなってしまいます。
記事公開時に記事の内容に合った英単語を設定すれば、URLがすっきりして見やすくなります。
これで最低限の初期設定は完了です。
あとは「テーマ」と「プラグイン」の設定があるのですが、少し長くなるのでまた別の記事で解説します。

ブログ運営の進め方

「ブログを開設したけどなにを書けばいいかわからない」と思いますよね。
ここからはブログ運営の指針となる「サイト設計」について解説していきます。以下の手順でブログ運営を進めていきましょう。
1.「読者の現状」と「理想の未来」をロードマップ形式で解説した記事を書く
まずは読者を「理想の未来」に連れていくためのロードマップを考えます。あなたのブログが、どのように読者の役に立つのかを考えましょう。
設定するロードマップはブログの核です。ロードマップがあれば、自分のブログの方向性が決まります。
検索ボリュームやキーワード選定は考えなくてOKです。まずは読者を理想の未来に連れていくために、必要な記事だけを考えましょう。
当ブログは以下のようなロードマップを設定しています。
【読者の現状】
・副業を始めたけど思うように稼げない
・会社員として働くのに疲れた
・堅実なスキルを身に付けたい
【理想の未来】
Webライターで1年以内に月10万円稼いで脱サラする
【ロードマップ】
1. 生活コストを見直す
2.必要な機材をそろえる
3.ライティングスキルを身に付ける
4. 個人ブログを開設する
5. 案件に応募する
6. ひたすら価値提供をする
上記ロードマップを解説した記事を書きます。以下の記事がロードマップをまとめた記事です。参考までにどうぞ。

2.各ステップを深掘りした記事を書く
ロードマップの設定ができたら、各ステップを深掘りした記事を書きましょう。各ステップを深掘りした記事を、ロードマップをまとめた記事内に内部リンクで繋ぐイメージです。

順調に進めば5〜10記事くらいの小さなブログが完成します。
ここまで記事を作成できれば、最低限読者に価値提供できるブログになっています。
本格的にブログを作り込みたい場合は、キーワード選定やニーズ調査を行い、記事をどんどん追加していけばOKです。
ポートフォリオとして活用するなら、ここまでで十分です。

⒊完成したブログをポートフォリオにして営業する
ブログが完成したら、ブログをポートフォリオにして案件に応募しましょう。良い記事が書けていれば、クライアントから評価され仕事を受注できるはずです。
5〜10記事程度のブログでも、クライアントに自分のスキルをアピールするには十分です。
積極的に案件に応募しましょう。

当然ですが適当に書いたブログではダメです。高品質な記事が書けていないと、案件は受注できません。
高品質な記事を書くには、正しいライティングスキルを学ぶ必要があります。
Webライティングを学ぶなら「WritingHacks」がおすすめ

「最短最速でスキルを身に付けたい!」という方には、有料教材を活用しましょう。プロの添削を受けながら、効率良くWebライティングを学べます。
おすすめの教材は「WritingHacks」です。Webライター界の最大手、沖けいたさんがプロデュースしている教材です。受講者は1000人を超えており、高い信頼性があります。
実際に僕も受講しました!
初心者に必要な知識が体系的にまとめられており、迷うことなくライティングスキルを高められる教材です。

独学でライティングの勉強をすると、情報の取捨選択ができず時間がかかってしまいます。
「WritingHacks」なら添削サポートも付いているので、自分の成長を感じながら勉強できるのが強みです。
Webライターこそブログを活用するべし

この記事ではWebライターがブログをやるメリットとブログの作成方法を解説しました。
ポートフォリオとして5〜10記事のブログを完成させるだけなら、そこまで時間はかかりません。
自分のブログを持つメリットは大きいです。ぜひこの記事を参考にしてブログを作ってみてください。

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